きしむ老骨

私のアパートの真ん前は湖です。
結構大きい湖で、1週4〜5kmくらいあるでしょうか。
朝晩と週末には体トレの人々が走ったりしています。

たまに私もスケートで1週したりするんですが、そういう時、
毎回気になることがありました。

道端に、それも日当たりの悪い、常緑樹の下とかに、
何か拷問機具のようなものが何種類か置いてあるのです。
基本的に木製で結構使い込んであり、しかも何度もボルトや釘を
打ち直して修理した後があるのです。


先日、またいぶかしみつつその横を通っていると、
2人のお婆さんが長いヒモを携えて、拷問機具に向っていくのを目撃しました。

ドキドキしながら見守っていると、片方のお婆さんが手慣れた手つきでもう片方の
お婆さんを汚れた丸太ん棒の上に寝かしつけ、足をヒモで縛り付けました。
すると


その刹那、
縛られたお婆さんが猛然と
腹筋を始めたではありませんか!



すごいスピードです。
ぜんまい仕掛けのようにピクピクと何度も折れ曲がり、決まった場所で
決まった角度だけツイストが加えるという緻密さで、止まる気配を見せません。
もう私などはびっくりしてしまい、もうひとりのおばあさんがこっちを睨みつけるまで
その場で立ち尽くしてしまったほどです。

……………

ということで、全てに合点が行ったはずなのですが、
全てがわかった今でも、他の機具がどのような利用法で体トレに使われているのか
サッパリ見当が付きません。
あの中のどれかは絶対本当にやばい機具で、他をカモフラージュにひっそりと利用者を
待っているのではないでしょうか…。




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