思い出食堂

最近、気になっている冊子があります。
この漫画冊子なのですが、
3か月に一冊なので「季刊」なんでしょうかね。
いわゆる「コンビニ漫画本」です。

正直、人にお勧めするほど

お も し れ え え え え え え え え !!! 

って訳ではありません(笑)。

ですが、なんか気になるんですよね。この漫画本。=D

何といっても、

★毎回オール読み切りの詰め合わせ
★短編。10~12P
★お題縛り→「おいしい物」「食べ物にまつわる思い出」

という直球勝負さが気に入っています。

「毎回読み切り」ってすごいですよ。
毎回、キャラクターがリセットですから、
作者は毎回、脚本で勝負しないといけません。

しかもこの「お題がある」というところがミソです。
「このお題を描き手がどう解釈したか」という点に
あらゆる読者が着目して漫画を読みます。
ですから、
テーマをぼかして「なんとなく面白くする」が許されません。
昨今の「空気で楽しませる」が通用しないんですよね。
(なので面白くない話は、それはもう悲惨です)

また、10P前後という極めて少ないページ数での勝負なので、
記号や省略手法、そしてコマ割りといった、
漫画ならではの技巧とセンスが求められます。
これで漫画家さんが四苦八苦して頑張っているのが伝わってきて、
それが漫画バカの私には面白いのです。=P

じゃあこの本の漫画が全部面白いかというと、
…まあ難しいところでw

ひどいのはほんとひどかったりします。

ですが、描き手が直球勝負しているのは分るので
色々気持ちいいんですよね。
自分的に「うーん」な物でも、応援したくなるというか。=D

要はバランスの問題で、
私は今の漫画が良くないとは露ほども思っていませんが、
最近の漫画はどうも、描き手のスタンスが
「自己表現」とか「共感性」とかに偏っていて、

「娯楽という手段で人を癒す」っていう

公益的(?)な漫画家さんの活動の場が減ったように感じます。
「アーティスト」というよりは「職人」な漫画家さん、
こういう人たちを、結構私は好きなんですよ。

なので、この漫画本は応援したくなっちゃいます。

今なら4月発売号がまだコンビニにある…かな?
次は8月1日発売だそうで。
次巻が、なんとなく楽しみであります。=D