カステラ薀蓄

【雑学】ちょっとカステラの来歴薀蓄について(諸説ありますが)!

ふと思い出したので備忘録代わりにエントリにします。

もともとカステラは、スペインでビスケットの失敗作を食ってみたら旨かった。という偶然から生まれました。これがスポンジケーキの発明です。ちなみにこれが生まれた地方の名前をカスティーリャといいました。

このスポンジケーキは、ヨーロッパのお菓子業界を震撼させる大発明で、ヨーロッパ中に広まりました。もちろんオランダにも伝わったわけです。そしてそれが…そう、「種子島」と一緒に日本にも広まりました。

つまり、カスティーリャの伝導のスタートラインは、日本とヨーロッパで、時期的には同じだったのです。=D

ちなみに、日本でのこの「カステラ」という名前の由来は諸説ありますが、「カスティーリャ」から取った、という説が主流のようです。

「龍馬伝」の影響で、カステラの伝導は江戸末期のように考えている人も多いですが、そもそもの伝わりは1540年ごろ。もちろん、それは「スポンジケーキ」であり、いまのカステラではありませんでした。=D

そしてその後、250年余に渡る江戸時代と、鎖国が始まります。その間、ヨーロッパでは、カスティーリャに生クリームを塗ったり、薄くスライスしてフルーツを挟んだりと現在の「ケーキ」に繋がる進化が始まるわけですが、当然、鎖国している日本にはそういった情報は入ってきません。

ここから、カスティーリャの日本独自の進化が始まるのです。

ヨーロッパでは「カスティーリャ」に色々な物を足していく事で、お菓子のパーツとしての完成度を高めていきました。しかし日本は違いました。

「より細かく攪拌する」「気泡を限りなく無くす」「より舌触りのよい触感にする」

…といった風に、

カスティーリャ自体の質を高めていく事に進化していったのです。

そうしてできたのが「カステラ」。元はスペインでうまれたスポンジケーキ「カスティーリャ」だったお菓子が、同時期にヨーロッパと日本に広まり、そしてヨーロッパと日本で、全く違う方向に進化した事は大変に
興味深い事です。また「カステラ」が日本人の「素材の良さを重視する」感性に寄る所は日本人として、実に誇ってよい事だと思います。

という訳で、カステラ薀蓄はここで終わりますが、最後に俺様流カステラのうまい食べ方を紹介しましょう。

まず、古くなって少し固くなったカステラを用意。それをフライパンにバターをひいて軽く焼く。以上! ちょっと焦がし気味にするのがベターです。付け合せに無糖の生クリームがあればなおよし。

源流が洋菓子なので違和感がないのでしょう。和洋折衷の妙をご堪能あれ!=D