【お絵かき目線】2020 iPad pro は買い? 買替えは Procreate使いならお勧めかも?

2020年版 iPad pro は買い?


2020年版の iPad pro が発売されて落ち着きました。 この時点で、お絵かき目線でこの 2020 iPad pro はどうなのかを考察します。

まどろっこしい記事は好みではないので、先に結論を書きます。

おさかな
「お絵かき目線」であれば、2018で充分です。 新規購入の人は実売価格で安い方を買えばOKかと!  既に2018を持っていれば次の 2021を待つのが良さそう。ただ、1TGモデル以外をお持ちで Procreate」というお絵かきアプリをヘビーに使う人に限っては 2020を買うのは全然アリ!

というわけで、以下にその結論までの経緯と考察を書いていきます。

2020のスペック強化は、お絵かきにあまり関係ない

まあ、確かに2020年版は2018年版の完全上位互換ではあります。

スペック比較

いちおうスペックをまとめておきます。

モデル名厚さカメラWi-Fi重量(Wi-Fiモデル)チップメモリセンサー
iPad Pro 12.9
2020
(第4世代)
5.9 mm12MP広角/10MP超広角
True Toneフラッシュ
ポートレートモード
Wi‑Fi 6
(802.11a/b/g/n/​​ac/ax)
641 gA12Z6GBLiDARスキャナ
3軸ジャイロ/気圧計
加速度/環境光センサー
iPad Pro 12.9
2018
(第3世代)
5.9 mm12MP広角
True Toneフラッシュ
ポートレートモード
Wi‑Fi
(802.11a/b/g/n/ac)
631 gA12X

4GB
(ストレージ1TBモデルは6GB)

3軸ジャイロ/気圧計
加速度/環境光センサー
iPad Pro 11
2020
(第2世代)
5.9 mm12MP広角/10MP超広角
True Toneフラッシュ
ポートレートモード
Wi‑Fi 6
(802.11a/b/g/n/​​ac/ax)
471 gA12Z6GBLiDARスキャナ
3軸ジャイロ/気圧計
加速度/環境光センサー
iPad Pro 11
2018
(第一世代)
5.9 mm12MP広角
True Toneフラッシュ
ポートレートモード
Wi‑Fi
(802.11a/b/g/n/ac)
468 gA12X4GB
(ストレージ1TBモデルは6GB)
3軸ジャイロ/気圧計
加速度/環境光センサー

共通部分

  • ディスプレイ:Liquid Retinaディスプレイ / True Tone / ProMotionテクノロジー
  • スピーカー数:4
  • Appe Pencil:第2世代
  • 認証方式:Face ID
  • 端子:USB-C
おさかな
CPUが良くなって 最新のWifi仕様に対応し、カメラが良くなって、光測定スキャナとかAR対応とかのギミックが豪華になったのが2020年版…って感じです

……でもこの辺のアップデートは、正直 「お絵かき」 にはあまり寄与しない強化なんですよねえ。

お絵かき目線的には、このCPUの機能UPは劇的なものではないですし(8コアグラフィックプロセッサ搭載はすごいですが、2Dお絵かきにそんなん要るかというと…)、 Wifi 高速化については手持ちの WifiルーターがWifi6仕様に対応してないと効果がありません。

でもって、ARやらスキャナはもちろん、あの特徴的なトリプルカメラはお絵かきに関係ないです。

もちろん、強化自体は良いこと。 ゲームもやるつもりなら(まあ、やりますよね?)CPU強化は正義です。 iPad OS のサポート対象についていくという延命の意味でも価値があります。

でもって不思議なことに、この 2020年版は意外と安いんですよね。 実売価格で見てみると2018年版とあまり変わらないか、モデルによっては 2018年版より安い時すらあります(2020.07.31現在)。

なので、初めて買うんだったら……そして安く買えるタイミングだったのなら、上位の2020年版を買うのがベストだと思います。 まあ、どちらでも、安い方で良いかと。

そして、2018を既にお持ちのお絵かきiPad pro ユーザーは、次の2021を待つのがベターなのではと、私は考えます。

だが Procreate ユーザーは買い替えもアリかも!?


私も愛用しているこのお絵かきアプリ「Procreate」ですが、これをヘビーに使っているユーザーで、iPad proが1TBストレージモデル以外の人は、2020年版のiPad pro に買い替えはアリだと思います。

メモリが6GB! レイヤー増える!

2020年版の iPad proは、全モデルにおいてメモリが6GBあります。 2018年版は、ストレージが1TBモデルだけ6GBで、その他は4GBでした。

メモリが増えれば、使用できるレイヤー数が増えます!

私は昔、9.7インチの iPad pro (メモリ2GB)も使ってましたが、そこから11インチ(メモリ4GB)に買い替えたら、解像度4000x6000でレイヤーが5~6枚増えた経験があります。

なので4GB → 6GBでも結構違うはずと気をもんでいたのですが……。

↓こちらの検証動画(英語)によると、解像度 4500x5400の画像の場合は、4GBだとレイヤー18枚だったのが6GBにしたことで23枚と、5枚も増えました(最近のProcreateアップデートで6GB対応になったとのこと)。

ていうか、いま私はメモリ4GBの11インチを使ってるわけですが、B5の300dpi対応の解像度(4400x6200)で漫画描いてると、レイヤーが たったの15枚しか使えなくて毎回死にそうなんです……。

4500x5400 で +5枚とすると、私のケースなら +3か+4くらいは増えそうです。 これは……次元の違う使い心地になりそうです。

おさかな
私の環境で具体的に言うと、集中線レイヤーを確保できます……。 ほ、欲しい……!

しかし、これのためだけに買い替えるのも……。 いや、でもやっぱり欲しい……!

そんな感じで、私はここ数カ月悩んでいます。

もちろん、レイヤーのやりくりをすればいい話ではあるんですが、絵を描く時間をレイヤーのやりくりで削られたり、ノリを醒まされたりするのはもうイヤなんです……。

という流れで私はこの iPad pro 2020モデルを、お絵かきユーザーにはさほどお勧めできないが、Procreateヘビーユーザーには検討の余地アリアリと考えるわけです。

※新規に iPad pro を買う人で、価格を調べてお値ごろなら 新しい2020モデルはやっぱりお勧めです。

意外に安い 2020年版 iPad pro

2020年版 iPad pro ですが、2018年版の物に比べて、定価の時点で微妙に安いんですよね。 特に、価格設定的には最下位モデルが美味しいと思います。

 ※ 2020.03.19現在 ※
【2018】11インチ(Wi-Fi)64GB89,800円 (税抜)
【2020】11インチ(Wi-Fi)128GB84,800円 (税抜)
【2018】11インチ(Wi-Fi +セルラー)64GB106,800円 (税抜)
【2020】11インチ(Wi-Fi +セルラー)128GB101,800円 (税抜)
【2018】12.9インチ(Wi-Fi)64GB111,800円 (税抜)
【2020】12.9インチ(Wi-Fi)128GB104,800円 (税抜)
【2018】12.9インチ(Wi-Fi +セルラー)64GB128800円 (税抜)
【2020】12.9インチ(Wi-Fi +セルラー)128GB121,800円 (税抜)

新規なら価格次第、2018あるならProcreate次第

というわけで、このような経緯で私は、冒頭に書いた通り

おさかな
「お絵かき目線」であれば、2018で充分です。 新規購入の人は実売価格で安い方を買えばOKかと!  既に2018を持っていれば次の 2021を待つのが良さそう。ただ、1TBモデル以外をお持ちで Procreateというお絵かきアプリを使う人に限っては 2020を買うのは全然アリ!

だと考えます。 以上の記事が、みなさんの愛機のチョイスのお役に立てれば幸いです!

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【カテゴリー】iPad ガジェットコラム
お絵かき目線での、iPad(pro) 活用情報コラムです。 運用方法やメンテの豆知識、物欲に悩まされつつの購入Tips についての記事リストです。

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