【レトロゲーム絵日記 019】シティコネクション:可愛くてオシャレでパックマンなカーレースゲー。

世界のハイウェイを突っ走る、爆走少女クラリス!

とにかく可愛くて、遊んでいて楽しくも気持ちよかったのが「シティコネクション」!

控えめに行っても地味な画面に慣れ親しんでいたファミコンユーザーの自分にとって、あの漫画チックな背景や車のデザインに、全体的にビビッドな色使いは新鮮でした。

車を運転する主人公が女の子、というところも当時としては珍しかったですね!
 

ポップでオシャレでハチャメチャでシュールで可愛い!

ホンダシティっぽい車に乗って、世界のハイウェイを爆走する少女クラリス! パトカーに追い掛け回されてもへっちゃらです。

このドタバタな追いかけっこの感じが、すごくアニメっぽいというか漫画っぽいというか。 この軽いノリが80年代(昭和)の良さを思い出させてくれます。 「うる星やつら」とかの時代のノリですね。

たぶん、大元…源流は映画「ブルースブラザーズ」のカーチェイス部分かなとか思いますが、最近だとアニメ「Shirobako」の中での架空の劇中アニメ「えくそだすっ」のラスト部分のノリが近いですね。

おさかな
Shirobakoほんとよかった!

子供時代、なんで主人公はパトカーに追われているかなと思ったんですが、私は普通に「スピード違反かなあ」ぐらいで思考停止をしていました。 しかし今回イラストを描くにあたって、wikiとかでゲームの設定とかの裏取りをしていたところ、クラリスさんのとある設定を知って驚きました。

無免許運転だったんですね(笑)。 まあでも、かわいいから無罪です。

イラストは、ゲームシーンを再現しつつ、当時のファミコンのテレビCMのあの感じをイメージして描いて見ました。 キャラデザ通りのクラリスが動いているのはあれだけですから。

キャラデザがいかにもな「昭和な良い感じ」なのもさることながら「肌色が濃い」ことにも軽く驚きました。 ほとんどオレンジ色ですもん。 そういえば昔のアニメってみんなこんな感じだったような……いや、そうでもないか。

車は一枚絵の構図に収めるために、ゲーム用イラストのデフォルメをさらに丸めて小さくしています。 加えて生き物みたいに「くっ」と曲げさせてます。 クラリスとのサイズ比はギリギリ乗れる感じですかねえ(もう一人隣に乗せるのは無理そう)。

ゲーム内での演出も面白かったです。

迫り来るパトカーに、オイル缶」を投げつけてスリップさせられるところが面白かったです。 こういうゲームって、大抵プレイヤーは逃げることしかできないんですが、このオイルは簡単に手に入って複数ストックもできて頻繁に投げられるのが痛快でした。

はねたらアウトの「猫」。こいつがまた、嫌なところに嫌なタイミングでいるんですよね。 わりとシャレにならない事案だと思うんですが、このゲームではあの名曲「ねこふんじゃった♪」の曲と共に、猫がだらしないポーズで飛んでいってプレイヤー1ミスという、なんとも軽いネタ扱いです。 私はなんだかんだいってこの不謹慎な昭和ノリを憎めないでいます。

あとこの猫、よーくドットを見たら、ヘソがありました(笑)。

……などなどもろもろ、なかなか可愛く描けたと思いますが……いかがでしょう?


ゲームとしてもよく練られていた「シティコネクション」

このゲームは、追いかけてくるパトカーなどの障害物を避けながら、各ステージの全ての路面を走破するというデザインで、実はジャンル的にはレースものではなく「パックマン」に代表される「ドットイート(点を食べていく)」なゲームに入ります。

路面がグリッド分けされていて、その上を走ると白く塗りつぶされていき、そのステージの全ての床を塗り終わればクリア! というわけです。

今の感覚で言うと、100%塗りつぶしを目指す「スプラトゥーン」と行った方がピンとくるかもですね。

しかし「パックマン」とはまた違って高速で動く車を操作し、さらに「ジャンプ」といった「高さ」の概念があるので、ドットイートゲームでありながら、まったくパックマン臭がしません。

車の挙動も、クセはありましたが、自分は好きでしたね。

特に左右のターンは、いわゆる「車の挙動」ではありません。 慣性無視で、割としっかり止まってターンした後にすぐトップスピードで移動再開します。 この辺の動きは乗り物というよりは生き物ですね。 でもこのいい感じに動きに嘘をついてるあたりが、地味に良い仕事してるのではないかと。

落下中に方向を変えることもできました。「下層へ飛び降りてる最中に空中で向きを変える」動きが、ちょっとテクニカルながらも自分がうまくなっていくのが実感できる部分で、楽しかったです。

ゲームはシンプルだったんですが、挙動周りはなかなか考えられていたのではないかと。
 

完全リメイクで遊びたい「シティコネクション」

そんなわけで、こうしてさらってみますと、やっぱり面白い。 続編に繋がっていないのが実に惜しいです。

このゲームルールで、もうちょっとアートワークを豪華にして、そしてクラリスをがっつりキャラプロデュースしたHDリマスター版を遊びたいですね。

クラリスのこの爆走道中の目的は「イイ男を見つける」なんですが、結構これ、ちゃんと脚本に広げたら、いい意味で「他愛の無い」読みきりタイプのシナリオを量産できるんじゃないかなぁと。 年齢は18歳に上げてちゃんと免許取らせて。

「シティコネクション」、今の安価グレードのスマホゲー解像度でよいので、何卒何卒リマスター版を……! と私は願ってやみません。

以上、レトロゲー絵日記「シティコネクション」でした!
 

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