第1話では不意の遭遇だったちびせみ達。今回は改めて家族ぐるみでの引っ越し祝いのお話でした。
ウキウキでちびせみを出迎えたラーカさんですが……
まさかの全員ぱんつ装着での訪問でした。
ちびせみの衣装だんすを通り抜けての、ファストトラベル的な時空移動なのですが、タンスのコンディションによって色々と移動結果に問題が起こる模様。 今回は下着を入れてある段をちゃんと閉めておかなかったのがまずかったようです…。
それにしても、ちびせみ中々しゃべらないですね…。 ぱんつ頭巾引っ張られて変顔してるのが今回のちびせみハイライトでした。
元々は、この話が当初の第一話でした。 あっさり入って、エピソードを早く描いて行きたいなと。
ただ、もうちょっとセンセイたち人間夫婦をちゃんと描きたかったのと、最初から少し暗いトーンも出したかったのとで、この4P版の前日譚を新たに28Pで描いたのでした。
とはいえ、この4P版はボツって訳じゃないですし、時系列的にも28P版の後で問題ないのでペン入れしてアップした次第。
それもあって第一話と第二話とで、ちびっこい子供ネタの「ぱんつ」を繰り返してしまいましたが、今後は自重していきますよ!
制作日誌:フィルム再考。ザラ目のフィルムの方が合ってる?
前の記事で、iPad pro のペーパーライクフィルムを摩擦の少ない「ケント紙ライク」な物に変えて、それが結構良い! という記事を書きました。
前に使っていたのは「PDA工房」さんの、もっとザラザラした奴。 あれに比べると結構すべるけど、慣れればこれも良い感じ! という内容の記事でした。
「ケント紙ライク」、本当にザラザラ度合いが控えめに思います。 少なくとも私に限っては、かれこれ6ヶ月使ってきていますがApple Pencil のペン先が全然減りません。 「PDA工房」ペーパーの時は、持っても3ヶ月でやばくなってきていたので差は歴然ですね。
それでいてちゃんとペーパーライクで貼ると貼らないとでは大違い。 なので私としては、お絵かきツールのブラシの設定を工夫したり自分が慣れていく事で「これはアリ!」とまとめました。
ほんとに、実際に短い1~2Pの漫画をいくつか描いて試しましたが、全然アリだと思いましたねえ。=D
長時間描くとしんどくなる。摩擦はやっぱり私の友だった
いったん腑に落ちれば当たり前のこと。 「ケント紙タイプ」の試し描きで描いた漫画はどれも1~2Pの短いもの。 これぐらいの作業時間では問題ない「蓄積される指の疲れ」が、4Pぐらいからジワジワ効いてくるということだったんですね。
なんて言うか、自分に合う摩擦係数に足りないフィルムだと、描きたい線をひくための力だけでなく、ペンが滑らないように抑える力も必要になってジワジワ疲れていく感じです。
一点物の背景無しイラストや、2Pくらいの漫画を描いている間は「そのうち慣れるよ!」と言える余裕がありましたが……。
筆圧の高い私にとって「PDA工房」ペーパーライクフィルムは、ペン先を削っていく嫌いはあるものの、その摩擦力で作画のストロークを安定させてフォローしてくれる「友」だったんです。
逆に言えば、長い漫画を描かない人にとっては、この「ケント紙タイプ」はしっくりくると思います。 そもそもそんなに筆圧高く無い人も同様です。 なんたって、描き味に影響無くペン先が減りにくいのなら、それは大正義ですから。
私にとっても「ケント紙ライク」が全然自分に合わない、ということは無いのですが、今回立てた仮説の裏取りをするために、来年にでもまた「PDA工房」ペーパーライクフィルムにいったん戻して、描き心地を比べてみようと思います。
ちなみにPDA工房さんのフィルムについてのレビュー記事はこちら。
それにしても…
正直、道具を選ばずスイスイ描ける技術が欲しいです。
以上、ちびせみ第2話制作日誌でした!